風営物件について

風営承諾物件とは?

風営承諾物件とは、風俗営業可能な物件のことを示します。
風俗営業を行うためには、管轄の警察署に届けを提出する関係上、物件の所有者・家主(大家さん)の許可証承諾書が必要です。
この許可証承諾書を得ることが可能な物件が、風営承諾物件です。

風俗営業について

風俗営業の代表的なものは下記の3種類です。

デリバリーヘルス
店舗内に受付できる場所は存在していない。
顧客は全てインターネットを確認し、電話予約する必要がある。女性をお客様の所まで派遣するため、 広範囲で営業が可能。 車移動のため、車やドライバースタッフが必要。 24時間営業も可能。看板を出す事は不可。
店舗型ヘルス
店舗内に、受付、待機室、サービス用の部屋が存在する。
支払、待機、サービスがすべて店舗の中で行われるため、高い回転率(本数、売上)が期待できる。 営業時間は24時まで可能。看板を出す事が可能。
ホテルヘルス
店舗内に受付があり、近くのラブホテルやレンタルルームでサービスを行う。
低予算で運営が可能。しかし営業範囲が店舗周辺に限られる。 営業時間は24時まで可能。看板を出す事は可能だが店名表示は不可。

現在は風営法により、店舗型ヘルス、ホテルヘルスの新規出店はできません。
新規出店をする場合は、デリバリーヘルスでの開業となります。

風営物件のタイプ

1.事務所タイプ

一般のテナントとして営業が可能です。

メリット
事業所としての外観が備わっている為、スタッフや働く女性に、安心感を与えることができます。
デメリット
初期費用がマンションタイプより高く、敷金から償却されるのも30%~50%

2.マンションタイプ

通常の住居タイプですが風俗営業が可能です。

メリット
初期費用が安い物件が多いので、新規出店に向いています。
デメリット
内装を工夫することができません。 このため店舗としての印象が薄く、働く女性に不安感を与える可能性があります。 また、物件の数が希少です。